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2020年10月24日

テニス人生を振り返って

こんにちは、今回は坂田が担当します。

宜しくお願いします。

 

今日は、私のテニス人生の中で、今なら、ちょっと赤面してしまうようなエピソードを紹介します。

まず、「テニスを始めたきっかけ」は親父がテニスをやっていた事です。

毎週日曜日に、よくコートを借りてやっていました。

高学年になり試合が出来るレベルになると、

まず、親父はコート全体を見まわし、上手なプレーヤーを見つけ、

練習時間が終わる30分前になると必ず声をかけ、試合や練習をしてくれないか頼んでいました。

もちろん断られる事もありますが、随分相手をしてもらいました。

今振り返ると「人が楽しくテニスをしているプライベートに入り込み・・・・」太々しいですね。

相手をして下さった多くの方々に感謝です。

 

高校生になり、身の程知らずにもプロになりたくて高校1年の春休みを利用し、

アメリカにあるプロ養成キャンプに3週間参加しました。

この3週間で、「必ず上手くなる」という強固な決意を持っていた為、

自分より下手だと思った人とは一切ラリーをしませんでした。

滞在最終日の観光予定も「観光しに来たんじゃない!」と訴え中止になりました。

周りのメンバーは黙っていましたが、相当怒っていたと思います。

3週間一緒に過ごした仲間でしたが、遠足気分で来ていた様に思われ、ほとんど会話すらしなかったです。

アメリカを出発する際に「お前、生意気だ殴るぞ!」とまで言われました。これは衝撃でしたね~

ジュニアの皆さん!ぜぇったい・・駄目ですよ!これはお手本ではありません、性格が悪くなります‼

今現在、(自分では思ってませんが)たまに「優しいコーチ」と言われたりしますが、当時は酷いものでした。

人生で最も「強くなることだけ」を考えた3週間でした。

 

その後、大学在学中に足利工業高校のコーチと出会い「テニスコーチ」になることを決心しました。

フリーのコーチとして14年、多くのコーチが途中で、見切りをつけ転職したりと生き残るのが厳しい中、

自分のスタイルで生き延びれたこと、周りに多くの協力者がいたことに感謝しています。

 

そして現在は、家庭の事情があり福岡に戻り、ここで活動をしています。

今まで、経験してこなかった貴重な経験を沢山させて頂いています。

レッスンに関しても、教える喜びを感じながら取り組んでおります。

これから、どの様に「坂田 圭祐」という人間が変化していくのか・・・・、

どんな変化があって、学びがあって、いつも新鮮な気持ちで清々しい景色が見続けられる事を望んでいます。

「今まで培ったもの」「今感じていること」を常にアップデートしながら皆様にお伝えできるように努めていきます。

 

ご一読ありがとうございました