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2021年12月06日

侮ってはいけない・・宝満山!

お疲れ様です!

今日は坂田が担当します。

宜しくお願いします。

 

皆さん、山登りは好きですか?

今まで、たくさんの数を登った訳ではありませんが、私は山登りが好きです!

しかし、結婚して10年以上、子供も小さくて、行くことができませんでした。

今回、下の子がもうすぐ6歳になる頃で、そろそろ良いかなという思いもあり、

軽い気持ちで先週「宝満山」に行ってきました。

 

「宝満山」を選んだ理由としては、最近、山好きの生徒さんと「宝満山」の話をして、

地元の小学校でも行く所で、綺麗な紅葉の写真を見せて頂いたことがきっかけです。

その際、私は「5歳の息子がいますが大丈夫ですか?」と伺ったところ、「小学校高学年からかなと・・・」と忠告されていました。

しかし、ネット情報では「初心者でも大丈夫」という記載もあって、当日、午前中の用事を済ませてから「いってみよう!」と軽い気持ちで行く事に

決めました。

「たかが829.6メートル」くらい、すぐ登れるだろうと、服装は普段着、靴はスニーカ、私に関しては革靴・・・。

飲み物も、近くの自販機が壊れていた為、何も持たずにスタートしました。もちろん、帰りの時間も計算せずに・・。

ここまで聞いて、経験者の方には開いた口が塞がらない、「完全に山を馬鹿にした」状態。

そこで、予め言っておきます。全ての関係者に謝罪します・・・。特に、山に、「ごめんなさい」と言いたいです。

 

さてさて、どうなるでしょうか。。。

 

まずは、何と言っても、新鮮な空気と自然の雄大さに感動して、「ルンルン♪」です。

歩き始めて10分、83歳のおじいちゃんとすれ違い、「私は毎日、この山を登ってます」と元気!をもらい、

また、すれ違う人の中に小学校低学年の子供もいた為、「安心感」を持ちながら進んでいました。

 

しかし、道は思ってたよりも急で岩だらけ、「おじいちゃんすごいな」と感心しながら進んでいましたが、

開始1時間、更に道が険しくなり、下の子供が「水を飲みたい」と駄々をこね始めました。

そこで、体力と気力がある嫁と娘は頂上を目指して先に、私と息子は待機という選択を一旦しました。

しかし、私は「息子は必ずいける」と根拠のない自信があり、5分程休んで、声掛けをしたら「また行く」と。

結果、「本当に、何とか」皆で登頂することができました。

 

頂上は絶景で最高です。

 

頂上に着いたのがすでに15時過ぎ、日の入りを考えたらギリギリの時間。子供がトイレに行きたくなり、迂回路で一度キャンプ場に向かいましたが、

「それがまた急で」大変でした。

時間帯が遅かったせいで、行きは多くの人とすれ違い「こんにちは」と挨拶していましたが、今は誰もいません。

やっと人がと思ったら、救急隊の方で、「頂上で負傷者がいる為、今からヘリで釣り上げます」と。

もう、家族みんなが分かっていました・・・「宝満山」を甘く見るなと!

 

日も少し陰ってきて、頑張って下っていると、一般の方が「一人」登ってきているではありませんか!!!

すごい、この時間に!帰りはこの岩山をライトを照らし帰るのかと!びっくりした瞬間!!

え!

うそ!

その人物は、「私のクラスの生徒さん」ではないですか!!!!

オウ マイ ゴット!!!

その方は夜景を見に行くとのことで、悠々と登っていかれました。

人生、上には上がいる。今回の山登りで色々な方と出会い経験し「小さな人生の縮図」を見た気がします。

 

そんなこんなもあり、何とか無事に、暗くなる前の17時過ぎに下山することができました。

神社の駐車場には消防車が、また近くにいた方に山のことを聞いてみると、

エベレスト登山の練習で登る人もいるとか!

本日、10度目くらいの、オウ マイ ゴット!

 

最後に、帰り際で山頂にいたドクターヘリが、「次はしっかり準備してこい!」と言っているようでした。

 

一つ、嬉しかった事は、これだけ様々な事が起きたにも関わらず、

家族全員が「また登りたい!」と山に魅力を感じてくれたことです。

 

今度は、すべてを整えて、楽しく慎重に登っていきます。

 

ご一読、有難うございました。